乳腺嚢胞穿刺細胞診の1例
症例
乳腺嚢胞内液 70歳代 女性
近医にて右乳房嚢胞を発見され、当院外科に紹介となる。
C領域に50mmx50mmの嚢胞を触知.超音波にて、嚢胞内部に乳頭状腫瘤を認めた。
近医にて右乳房嚢胞を発見され、当院外科に紹介となる。
C領域に50mmx50mmの嚢胞を触知.超音波にて、嚢胞内部に乳頭状腫瘤を認めた。
細胞診所見
背景は出血性で壊死はみられず、組織球と大型から小型の細胞集塊と弧在性細胞を認めた。
集塊は軽度重積性で極性は乱れ、二相性はみられなかった。
細胞は円柱状から紡錘形で、偏在する類円形の核を有し、核クロマチンは細網状、核小体は小型で1~2個もしくは不明瞭、細胞質は境界明瞭、豊富でライト緑に好染した。
以上の所見から異型円柱上皮とした。
集塊は軽度重積性で極性は乱れ、二相性はみられなかった。
細胞は円柱状から紡錘形で、偏在する類円形の核を有し、核クロマチンは細網状、核小体は小型で1~2個もしくは不明瞭、細胞質は境界明瞭、豊富でライト緑に好染した。
以上の所見から異型円柱上皮とした。