子宮内膜間質肉腫の1例
症例
子宮体部 40歳代 女性
子宮内膜
【臨床所見】
不正出血が20日間続く
子宮内膜
【臨床所見】
不正出血が20日間続く
細胞診所見
間質細胞と腺上皮がみられ、子宮内膜材料として適正と考えます。
こん棒状の腺上皮集塊には異型はなく、間質成分は小型円形、単一にみられます。
間質細胞は核小体の目立つ円形核で一部に核分裂像を認め、子宮内膜間質肉腫疑いが示唆されました。
こん棒状の腺上皮集塊には異型はなく、間質成分は小型円形、単一にみられます。
間質細胞は核小体の目立つ円形核で一部に核分裂像を認め、子宮内膜間質肉腫疑いが示唆されました。
組織所見
まとめ / 考察
子宮内膜のスクリーニングでは、上皮細胞と間質細胞を常に念頭においての検鏡が必要であることを改めて確認できた症例であった。
弱拡での全体像の観察が重要と考えられた。
弱拡での全体像の観察が重要と考えられた。