胸水細胞診にて、通常型と小細胞癌の2つの成分を同時に認めた前立腺癌の一例
症例
胸水 70歳代 男性
【既往歴】
強皮症肺、前立腺癌・多発骨転移にてFollow中、胸水貯留。
【既往歴】
強皮症肺、前立腺癌・多発骨転移にてFollow中、胸水貯留。
細胞診所見
小型で極めてN/C比の高い異型細胞から成る小集塊~大集塊形成を認めた。
腫瘍細胞の核形は円形~不整形で、核クロマチンは著明に増量し、木目込み状配列を示した。
その裸核状の異型細胞集塊とは別に、やや細胞質のある細胞集塊を認め、核小体の目立つ細胞から成る集塊を散見した。
腫瘍細胞の核形は円形~不整形で、核クロマチンは著明に増量し、木目込み状配列を示した。
その裸核状の異型細胞集塊とは別に、やや細胞質のある細胞集塊を認め、核小体の目立つ細胞から成る集塊を散見した。