ご挨拶

日本臨床細胞学会東海連合会会長 細田和貴

日本臨床細胞学会東海連合会会長 宮崎 龍彦

日本臨床細胞学会東海連合会のホームページをご覧頂き有難うございます。東海連合会の歴史は1963年に発足した東海細胞診研究会に遡ります。腫瘍診断における細胞形態学の研鑽と普及のために、芳賀圭吾、春日井達造、亀谷晋先生らが発起人となられて始まった東海地区の細胞診の研究会ですが、1981年に愛知、岐阜、三重の三県よりなる日本臨床細胞学会東海支部に引き継がれます。1984年には各都道府県支部体制への移行に伴い、同三県の支部より成る東海連合会が設立されました。東海連合会の初代会長には木村禧代二先生が就任され、その後には田村潤、栗田宗次、柴田偉雄、小塚正雄、佐竹立成、越川卓、横井豊治、都築豊徳、谷田部恭、宮崎龍彦の諸先生が会長として本学会の発展のために尽力されました。現在、会員数は899名(専門医・医師231名、細胞検査士668名)で、東海三県の細胞診診断を担う専門医と検査士の多くが会員となっています。年3回の例会と年1回の総会・学術集会を開催し、また若手の育成のために初心者向けの基礎講習会、細胞検査士試験対策の模擬試験と実技講習会等を行い、最新の病理・細胞診診断のアップデートや若手の研究・症例発表、意見交換の場を提供しています。
私はこの度伝統ある東海連合会の会長を拝命しました。60年もの歴史のある学会の会長として、身が引き締まる思いでございます。本学会設立当初と比べ医療は著しく進歩し、特に腫瘍の診断と治療には細胞診のみならず分子生物学的検査を合わせた総合的な評価が求められる時代となりました。デジタル画像撮像技術も向上して、標本のやり取りも簡単になり、またオンラインでの学会や録画による講習会も日常となりました。しかし、このような進歩した時代にあっても、人と人とが交流し、疑問と発見を共有する場が重要であることには変わりありません。私は、東海連合会がこのような場となり、細胞診の発展、診療レベルの向上、地域医療の維持のために役立つ学会となるよう努力して参ります。皆様のご指導とご鞭撻、ご助言の程何卒よろしくお願い申し上げます。

2025年5月
日本臨床細胞学会東海連合会会長
細田和貴

日本臨床細胞学会 東海連合会事務局

住所〒464-8681
愛知県名古屋市千種区鹿子殿1-1 愛知県がんセンター 遺伝子病理診断部
TEL 052-762-6111, 内線6937
E-mailお問い合わせはこちらまで
担当愛知県がんセンター 遺伝子病理診断部
事務局 小林雅子

お知らせ

総会・例会のご案内
2025年06月19日
第181回日本臨床細胞学会東海連合会例会のお知らせ
2025年03月08日
第44回日本臨床細胞学会東海連合会総会ならびに学術集会のご案内
講習会・模擬試験のご案内
2025年07月06日
2025年度 日本臨床細胞学会東海連合会 細胞診基礎講座のお知らせ
2025年06月14日
2025年度 東海連合会細胞診基礎講習会のお知らせ
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